• 活動レポート

京都マラソンでロコモ啓発を行いました。

京都マラソンに際して、出場者のエントリーを兼ねたイベントとしての「おこしやす広場」が開催されました。ここに府医と京都市保険医療課との共同によるロコモティブンシンドローム(ロコモ)予防をテーマとしたブースを初めて出展し、ロコモ度テストや健康相談による啓発活動を行いました。当日の来場者は2日間で27400人を数え、ブース来場者も1594人、ロコモ度テスト受講者は325人となり大変な盛況となりました。  ブースでは私(健康日本21対策委員会・スポーツ医学委員会)が講師を務めました。  ロコモ予防の大切さやロコモを防ぐ四つのロコトレを紹介した後、何センチの台から立ち上がれるかを測定する「立ち上がりテスト」や大股で歩いた2歩の距離を身長で割った数値を計測する「ツーステップテスト」を測定し、参加者の筋力測定を行いました。  また、このテストには府医スポーツ医学委員会の森原徹氏も応援にかけつけ、私とともに参加者へのロコトレ指導を行いました。さらに健康相談コーナーにおいては中嶋毅氏(健康日本21対策委員会副委員長)が二日間にわたってマラソン出場者も含めた来場者からの相談に応じました。  京都マラソンの関連イベントとして、ロコモ予防は高齢者だけの問題ではなく、今回出場のランナー他スポーツを行う人々にとっても関心を持ってもらいたい問題であることを幅広く知っていただく大変よい機会となりました。

アドバイス

劉 和輝