• 活動レポート

京からロコモチャレンジ!~京都マラソン~

3月10日に開催となった京都マラソン。私も健康増進、ロコモ啓蒙の意を込めて参加致しました。マラソンは究極のアンチロコモと言っても過言ではありません。  約1万5千人が参加し、沿道では、約43万8千人がランナーに声援を送ったほか、大学や高校の応援団やチアリーダー、ボランティアが音楽やパフォーマンスなどでレースを盛り上げ、古都は熱気に包まれました。  京都再発見ウォーキングと同じく、西京極陸上競技場からスタートし、京都の山紫水明な嵐山や仁和寺、平野神社、上賀茂神社、鴨川、平安神宮前をフィニッシュとするコースです。  真剣な表情で好タイムを狙う選手、完走を目標とし自身の能力を試す人など様々ですが、今大会の参加者の中になんと88歳の方も参加し完走されていたようです。  私達もロコモ啓蒙をより積極的にし、これからの高齢化社会を見据え、何人もの高齢者の方がフルマラソンを走れるようなロコモ活動を展開していくことも究極の目標であると認識致しました。  また私も無事初マラソンを完走することができ、ゴール地点では「京からロコモ」の横断幕を掲げ、京都市長・京都マラソン実行委員長と共にメッセージを発信して参りました。  ランナー、沿道で応援して下さった方、大会関係者の中の一人でも多くに「ロコモって何?」と関心を持って頂き、運動器疾患の重要性や整形外科専門医の存在をアピール出来たのではないかと考えています。  京都市長は大会後、「ランナー、スタッフ、ボランティアそして沿道の皆様の心が一つになった大会。"鎮魂と息の長い復興支援"への力強いメッセージとともに、京都から日本全体に元気を届けることができたと確信しています」とのコメントを発表されていましたが、改めて私も「京からロコモ」というメッセージを微力ながら発信して健康増進、寝たきり予防に貢献していきたいと考えています。

アドバイス

劉 和輝