11月16日に31回目の体操教室を開催しました。最近へバーデン結節に関するメディアの取り上げが多くみられており、我々手外科専門医への受診が多くなってきている現状があります。雑誌やテレビなどでは不安を掻き立てるような形の情報発信となっており、まずあまり心配のない病気であることを説明することから始めるのでなかなかに時間を要します。そこで、体操教室で少しでもみなさんに情報共有をしてもらいたくて今回のテーマとしました。指が痛いと握力が発揮できず、握力とロコモは有意な関連があることは今までの文献などからも明らかです。指の正しい指のケアを覚えましょう。また、最近は骨粗鬆の話が進んでおり、新しい薬の話や、ビタミンDの話なども交えて最新のトピックスを話つつトレーニング方法も指導しました。今回はなんと30名近くの参加者で今までで最多人数でした。院内でも引き続きロコモ調査を行なっており、まだまだロコモ認知度が低いことを痛感しています。