このテストでは下肢筋力を測ります。
片脚または両脚で座った姿勢から立ち上がれるかによってロコモ度を判定します。
下肢筋力が弱まると移動機能が低下するため、立ち上がるのに困難がある場合はロコモの可能性があります。
台は40cm、30cm、20cm、10cmの4種類の高さがあり、両脚または片脚で行います。
まずは両脚40cmからテストします。できなかった方はロコモ度3です。
できた方は次に片脚40cmをテストします。
横軸は計測する人の年代、縦軸はその年代の人の立ち上がりテストの結果の区分が占める割合を表します。
テストの結果に該当する区分が50%(赤色の直線)より上にあれば、同じ年代の人たちの半数よりもよい結果です。 青色、黄色、オレンジ色、赤色の順に垂直方向の移動機能が高く、青色の区分はロコモには該当せず、黄色はロコモ度1、オレンジ色はロコモ度2、赤色はロコモ度3に該当します。
テストの結果はいかがでしたか?
定期的にロコモ度テストを行い、移動機能状態をチェックしましょう。
ロコモ度は立ち上がりテスト、2ステップテスト、ロコモ25の3つのロコモ度テストの結果をもとに判定します。
各テストの結果がロコモ度1、ロコモ度2、ロコモ度3のどの段階に該当するかを調べます。
該当したロコモ度のうち、最も移動機能低下が進行している段階を判定結果とします。どの段階にも該当しない方はロコモではありません。
ロコモ対策実践へ!