あなたがロコモであるか調べる方法、それがロコモ度テストです。
(1)立ち上がりテスト(2)2ステップテスト(3)ロコモ25の3つのテストがあり、
各テストのどれかひとつでも該当する場合、あなたはロコモです。
移動機能が低下していますので、運動をしたり、医療機関を受診するなどして改善に努めましょう。

  • ※ 移動機能とは、立つ・歩く・走る・座るなど、日常生活に必要な“身体の移動に関わる機能”のことです。

ロコモ度判定方法

現在の移動機能の状態からロコモティブシンドロームの段階を、各テストの結果をもとに判定します。
各テストの結果がロコモ度1、ロコモ度2、ロコモ度3のどの段階に該当するかを調べます。
該当したロコモ度のうち、最も移動機能低下が進行している段階を判定結果とします。
どの段階にも該当しない方はロコモではありません。
定期的にロコモ度テストを行い、移動機能の状態をチェックしましょう。

判定結果

ロコモ度1
移動機能の低下が
始まっている状態です。
筋力やバランス力が落ちてきているので、
ロコトレ(ロコモーショントレーニング)をはじめとする運動を習慣づける必要があります。
また、十分なたんぱく質とカルシウムを含んだバランスの取れた食事を摂るように気をつけましょう。
立ち上がりテスト
どちらか一方の脚で40cmの
台から立ち上がれないが、両脚で
20cmの台から立ち上がれる
2ステップテスト
2ステップ値が
1.1以上1.3未満
ロコモ25
結果が
7点以上16点未満
ロコモ度2
移動機能の低下が
進行している状態です。
自立した生活ができなくなるリスクが高くなっています。
特に痛みを伴う場合は、何らかの運動器疾患を発症している可能性もありますので、
整形外科専門医の受診をお勧めします。
立ち上がりテスト
両脚で20cmの台から
立ち上がれないが、
30cmの台から立ち上がれる
2ステップテスト
2ステップ値が
0.9以上1.1未満
ロコモ25
結果が
16点以上24点未満
ロコモ度3
移動機能の低下が進行し、
社会参加に支障を
きたしている状態です。
自立した生活ができなくなるリスクが非常に高くなっています。
何らかの運動器疾患の治療が必要になっている可能性がありますので、
整形外科専門医による診療をお勧めします。
立ち上がりテスト
両脚で30cmの台から
立ち上がれない
2ステップテスト
2ステップ値が
0.9未満
ロコモ25
結果が
24点以上